LAND用(写真左)とOBS用
DAT-4は、消費電力約0.2Wの低消費電力連続記録タイプの地震用レコーダです。陸上観測用はGPSレシーバを内蔵し、時刻校正情報を一定間隔に記録します。電源は単一アルカリ電池、リチャージブルリチウムイオン電池、外部バッテリーを使用することができます。OBS用では、耐圧ケース外部と4ピンのコネクタを経由して電源制御、時刻校正、各種パラメータ設定の為のシリアルデータ通信が可能です。
サンプリングは16bitで、250Hz・4chの連続サンプリングデータを2.5インチHDDに記録します。HDDは8GBまでの用途ではFAT16を使用し、それ以上の容量が必要な用途ではFAT32によって最大80GBまでの連続サンプリングが可能です。
データフォーマットはオリジナル形式の圧縮フォーマットです。再生用のプログラムが、Windows用・Linux用と用意されており、全記録のモニタ、時刻補正、データの切り出しが行なえます。出力フォーマットはSEG-Y・WINに対応しています。
記録方式 | 連続記録方式 |
アナログ入力 | 4チャンネル |
入力電圧 | レコーダ部 ±4.5V |
A/Dコンバータ | 16bit |
サンプリング | 100Hz・250Hz |
記録媒体 | 2.5インチハードディスクドライブ |
記録容量 | 約8Gbyte |
内部メモリ | 約8Mbyte |
電源 | 外部 DC8-15V 内部 5V(CPU) 5V(HDD) ±9V(プリアンプ) |
GPSレシーバ | 時刻設定および時刻校正データに使用 |
寸法 | 約330 x 370 x 230mm |
重量 | 5.4kg(電源を除く) |
注) 再生はPCで行なうことが出来ます。記録フォーマットはローカル形式です。